易占い雑学




[0] 易占い雑学

投稿者: 管理人 投稿日:2019年 8月20日(火)23時43分37秒 

易占いに関する雑学を紹介します。





[1] 身近にある「易」の言葉①

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 8月21日(水)00時19分47秒   返信   編集済

さて、今年は30年間続いた「平成」がついに終わり、5月1日から新しい「令和」の時代が幕を開けました。
「令和」は初めて日本の古典『万葉集』から選定された元号であり、それ以前は漢籍から選定するのが一般的であったそうです。

唐突ですが、ここで問題です。
一世一元の制(いっせいいちげんのせい・天皇一代に元号一つとする制度)が始まった明治以降、
『易経』を典拠として選定された元号はどれでしょう?
①明治
②大正
③昭和
④平成
※複数回答可

正解はのちほど投稿します。



[2] 身近にある「易」の言葉①-2

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 8月21日(水)11時12分29秒   返信   編集済

正解は①明治と②大正でした。

明治は、
典拠:『易経』「説卦伝(せっかでん)」の一文
文章:「聖人南面而聴天下、嚮明而治(聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む)」
意味:「聖人が南面して天下の声を聴き、明るい方向に向かって国を治める」

大正は、
典拠:『易経』「19.地沢臨」の彖伝(たんでん)にある一節
文章:「大亨以正、天之道也(大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり)」
意味:「すべてとどこおりなく順調にはこび、正しさを得るのは、天道に合致している」

※ちなみに昭和は、四書五経の一つ『書経』の「百姓昭明、協和萬邦(百姓(天下の人々)が、それぞれ徳を明らかにすれば、萬邦(世界中の国々)を仲良くさせることができる)」に由来し、平成は『史記』の「内平外成(内平かに外成る)」と『書経』の「地平天成(地平かに天成る)」に由来します。

意外なところに『易経』に由来する言葉があるんですね。
このスレッドでは引き続き易占いに関する雑学を紹介していきます。次回をお楽しみに。



[3] 身近にある「易」の言葉②

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 8月23日(金)10時34分15秒   返信

次もクイズですが、今回は難易度がかなり高いです。
以下の大学において、校名が『易経』に由来するものはどれでしょう。
全て選んでください。

①麗澤大学
②立命館大学
③成蹊大学
④千里金蘭大学
⑤杏林大学
⑥順天堂大学

正解はのちほど投稿します。



[4] 身近にある「易」の言葉②-正解

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 8月24日(土)10時01分58秒   返信

昨日はAmazonのサーバーが不具合を起こしたそうですね。人知れずこの掲示板も影響を受けていたようです。笑
訪問してくださった方にはご迷惑をおかけしました。

さて、正解は①麗澤大学、④千里金蘭大学、⑥順天堂大学の3大学でした。

それぞれ順に見ていくと、
麗澤大学の「麗澤(れいたく)」は、
【由来】「58.兌為沢(だいたく)」の象伝の一節、「象曰、麗澤兌。君子以朋友講習。(象に曰く、麗沢は兌なり。君子もって朋友講習す。)」
【意味】麗澤の麗は「つらなる」という意味で、二つの連なる沢を意味します。「並んでいる沢が互いに潤し合うことで、周囲の草木が恩恵を受けて青々と生い茂っている。これと同様、立派な人間になろうとする者は、すぐれた師のもとで、志を同じくする友と互いに助け合いつつも切磋琢磨し、人格の完成をめざす努力をすべきである」という意味です。

千里金蘭大学の「金蘭(きんらん)」は、
【由来】「繋辞伝(けいじでん)」の中の一節、「二人同心其利断金、同心之言其臭如蘭(二人心を同じうすればその利(と)きこと金を断つ、同心の言(ことば)はその臭(かおり)蘭の如し)」
【意味】二人が心を合わせれば、その利(するど)さは金を断つほどであり、同心の言葉は、その臭(かおり)蘭の如しである。

順天堂大学の「順天」は、
【由来】「49.沢火革(たくかかく)」の彖伝(たんでん)の一節、「順天応人」(天の意志に順い、人々の期待に応える)
【意味】夏王朝を滅ぼした殷の湯王(とうおう)や殷王朝を滅ぼした武王の革命は、天の意志に順い、人々の期待に応えるものであった。
※この他、孟子の言葉の「順天者存 逆天者亡」(自然の摂理に順うものは存続して栄え、天の理法に逆らうものは亡びる)にも由来。

以上の3つでした。かなり難しかったと思いますが、いかがだったでしょうか?
この3大学以外にも『易経』に関連する名称の大学等があったら教えていただけると嬉しいです。(元号由来のものを除いて)

残りの②立命館大学③成蹊大学⑤杏林大学については、『易経』由来ではありませんが、次回の投稿で説明したいと思います。



[5] (無題)

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 8月27日(火)00時35分26秒   返信   編集済

今回の投稿は少し『易経』からは脱線して、立命館大学、杏林大学、成蹊大学の校名の由来について書きたいと思います。

立命館大学の「立命」は、
【由来】「孟子」の一節にある「殀寿不貮、修身以俟之、所以立命也。(殀寿(ようじゅ)貳(たが)わず、身を修めて以て之れを俟(ま)つは、命を立つる所以(ゆえん)なり)」
【意味】「人間には、若死にする人もいれば、長生きする人もいるが、それはすべて天命で決められていることである。だから生きている間はわが身の修養(学問)に努めて天命を待つのが人間の本分を全うすることなのである」という考え。

杏林大学の「杏林(きょうりん)」は、
【由来】中国の三国時代、呉の廬山に住んだ医師・董奉(とうほう)が、貧しい患者からは治療代を受け取らない代わりに杏の実を植えさせ、いつの日か実が樹となり林が出来た故事に由来。ここから杏林は医者の美称となった。杏の種の中にある杏仁はデザートの杏仁豆腐だけでなく、ぜんそくなどに処方する漢方薬にも用いられている。

最後の成蹊大学については、クイズ形式にしたいと思います。

成蹊大学の校名は、『史記』の著者司馬遷(しばせん)が「李将軍列伝」において、李広の人物を褒め讃えるために引用したことわざ、「○○不言下自成蹊」に由来しています。
この○○の部分に入る植物を2つ選んでください。
①李(スモモ)
②梨(ナシ)
③莓(イチゴ)
④杏(あんず)
⑤桃

正解はのちほど投稿します。



[6] (無題)

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 8月28日(水)10時17分9秒   返信

正解は、⑤桃と①李(スモモ)でした。

成蹊大学の「成蹊(せいけい)」は、
【由来】司馬遷著『史記』、「李将軍列伝」の「桃李不言下自成蹊(桃李ものいはざれども、下おのづから蹊を成す)」
【意味】桃やスモモは口を開くことはないが、美しい花を咲かせ、おいしい果実を実らせるため、自然と人が集まり、そこにおのずと蹊(こみち)ができる。
※「桃」や「李」は人徳のある人の例えで、優れた人格を備えた人のまわりには、その人を慕って自然と人が集まってくる、という意味です。

ファンの方はご存知だと思いますが、俳優の松坂桃李さんの名前もこの言葉に由来するそうですね。
今回は以上です。次回の投稿もよろしくお願いします。



[7] 身近にある「易」の言葉③

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 9月 2日(月)13時17分58秒   返信   編集済

前回は易から少し離れましたが、今回からまた易にもどって投稿していきたい思います。

さっそくですが、学校名の由来第2弾として高校名の由来からクイズを出します。
以下の5つの高校のうち『易経』を校名の由来とする学校はどれでしょう?

①済々黌(せいせいこう)
②開成(かいせい)
③済美(さいび)
④明徳義塾(めいとくぎじゅく)
⑤明誠学院(めいせいがくいん)

正解はのちほど投稿します。



[8] 身近にある「易」の言葉③ー正解

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 9月 4日(水)00時44分31秒   返信

正解は、②開成(かいせい)高等学校でした。

「開成」の由来と意味については、
【由来】「繋辞上伝(けいじじょうでん)」の一節「夫易開物成務(夫れ易は物を開き務めを成す)」
【意味】易の目的を述べた語で、人々の知識を開いて事業を完成させること。また、万物を開発してあらゆる事業を完成させること。

開成高等学校のHPには、当初は「共立学校」という校名であったものの、1895年(明治28年)に「開物成務(かいぶつせいむ)」に由来した「東京開成中学校」に変えられ、以来、「人としての務めを成し社会や世界に貢献する次代の人材を育てるため、人間性の開拓・啓発に尽力する」ことを心に刻み、歩みを進めてきたことが述べられています。

残りの①済々黌(せいせいこう)③済美(さいび)④明徳義塾(めいとくぎじゅく)⑤明誠学院(めいせいがくいん)については、『易経』由来ではありませんが、次回の投稿で説明したいと思います。



[9] 身近にある「易」の言葉④

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 9月27日(金)10時29分42秒   返信   編集済

前回の投稿からかなり時間が空いてしまいましたが、
今日から再開していきたいと思います。

今回も易にまつわる身近な言葉をクイズ形式で紹介します。テーマは故事成語・ことわざです。

以下の言葉のうち、『易経』に由来するものはどれでしょう。
①塗炭(とたん)の苦しみ
②千載一遇(せんさいいちぐう)
③圧巻(あっかん)
④君子は豹変(ひょうへん)す

正解はのちほど投稿します。



[10] 身近にある「易」の言葉④ー正解

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 9月28日(土)14時18分30秒   返信   編集済

正解は、④君子は豹変(ひょうへん)す。でした。

由来と意味については、
【由来】「沢火革(たくかかく)」の「君子豹変。小人革面。(君子豹変す。小人は面を革(あらた)む。)」
【意味】過ちがあれば、君子は換毛期を過ぎた豹の毛のように美しく行いを革める。一方、小人は表面だけを取り繕って新しい君主に臣従する。

すなわち、君子はすぐにあやまちを改め、善なる行動を心掛けるという意味です。
しかし、今日では用法も変わってきていて、節操なく変わり身の早いことについてもいうようですね。

残りの①塗炭(とたん)の苦しみ②千載一遇(せんさいいちぐう)③圧巻(あっかん)については、『易経』由来ではありませんが、次回の投稿で説明したいと思います。



[11] (無題)

投稿者: 名無しさん 投稿日:2019年 9月28日(土)15時40分33秒   返信

豹変ですか。
良い人が悪い印象になる意味合いの言葉だと思っていましたが、逆なのですね。(酒を飲むと態度が豹変するといった感じに)
勉強になりました。



[12] Re: (無題)

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 9月28日(土)23時23分14秒   返信

>>11
おっしゃるとおり、今日では悪い方に使われる用法のほうが一般的ですよね。
詳しく調べたら、上に書いた意味に加え、『俗に、今までの思想・態度が急に変わること。』という意味もありました。

まさに良い意味の言葉→悪い意味の言葉に「豹変」してしまった。という事でしょうか。笑

あくまで『俗に』という事らしいですが、このような例は珍しいですね。



[13] 身近にある「易」の言葉④ー正解

投稿者: 管理人  投稿日:2019年 9月30日(月)00時17分11秒   返信   編集済

では、前回に引き続き①塗炭(とたん)の苦しみ、②千載一遇(せんさいいちぐう)、③圧巻(あっかん)の意味について記載します。

①塗炭(とたん)の苦しみ
【由来】『書経(しょきょう)』の「有夏昏徳(ゆうかこんとく)し、民(たみ)塗炭(とたん)に墜つ」に由来。これは「夏(か)王朝の傑王(けつおう)は不徳の暴君であったため、国民は泥にまみれ火に焼かれるような苦しみを味わった」という意味になります。
【意味】塗は泥の意味で、泥や火の中にいるようなひどい苦しみのこと。

②千載一遇(せんさいいちぐう)
【由来】袁宏(えんこう)著『三国名臣序賛(さんごくめいしんじょさん)』の「千載一遇は、賢智(けんち)の嘉会(かかい)なり(千年に一度でも賢人・知者に出会えたならば、それは非常に幸せな出逢いである。)」
【意味】「載」は「年」を意味します。すなわち千年に一度しかめぐりあえないような稀な機会。

③圧巻(あっかん)
【由来】昔、中国の官吏登用試験「科挙(かきょ)」で、最もすぐれた受験者の巻(答案)を他の受験者の答案を圧するように一番上にのせた故事から
【意味】他のものと比較してはるかにすぐれていること。

今回は以上になります。


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